« 2021年1月 | トップページ | 2021年5月 »

2021年2月28日 (日)

bobi(ボビ)&bobi Cargo(ボビカーゴ)

フィンランド bobi社の人気のポストbobi(ボビ)

Img_4947
本体カラーはボルドーです。

逆さU字型の専用スタンドbobi round(ボビラウンド)に装着した場合の施工例となります。

カラーについては、ボルドーダークグリーンネイビーブルー という順での人気のような感じがします。

 

 

Img_1631
コチラはつい最近施工したばかりの宅配ポストbobi Cargo(ボビカーゴ)です。

基本シルエットは先に紹介したbobiポストそのままに、宅配ボックス機能をプラスした商品となります。

 

 

Img_1632
上段にあるポストは標準仕様としてシリンダー錠が装備されていますが、開閉の都度 鍵が必要だったり、やや使い勝手が悪いので、オプションでのダイヤル錠に変更しました。

宅配ボックス部は電気不要のメカ方式プッシュボタン錠となっており、不要なランニングコストはかからない仕様となっております。

 

 


Img_0810
↑の画像はユニソンの宅配ボックスヴィコDB 60+80サイズです。

一般的な宅配ボックスは扉を開けると、このように荷物の投函についての手順が記されていますが、bobi Cargo(ボビカーゴ)には特に何の表示もなし…

これでは荷物を届けに来た宅配業者さんが、困ってしまうのではないかと思いまして…

 

 

003_kabu_003
bobi Cargoのウェブサイトに掲載されている↑の部分を印刷し、ラミネートしてから扉の内側に貼り付ければ問題解決かと思いまして…

 

 

Img_1622
作ってみました!実に簡単です。

 

ひとえに宅配ボックスといえども、色んなメーカさんから数多くの種類が出ていますので、その種類ごとに投函方法が違うと宅配業者さんも迷ってしまわれると思います。

 

bobiシリーズは海外の商品故に、こういった細かいところが不足していることもありますが、それはそれで施工する側がチョイと工夫すればいいだけのコト

施工が済んで、「はいっ!終わり~」ではなく、投函する側と荷受けする側の両方にとって使い易いコトを考えることも、私たちの仕事のひとつだと思っています。

| | コメント (0)

2021年2月27日 (土)

人工芝か?やっぱり天然芝なのか?

佐賀市I様邸 エクステリア工事
〔新築住宅外構〕

お庭に人工芝リアリーターフを施工しました!

Img_1633
タイプはヨーロピアンロング40mmを使用しています。

タイルテラスでは、ワンコのゴローちゃんがうたた寝をなさっておられます。

 

高機能人工芝リアリーターフは昨年11月中旬頃より一部仕様が変更され、リニューアルされました。

従来の機能に加えて、新たに遮熱機能を追加されまして、これまでは強い日差しの中で、土や天然芝に比べると表面温度が高くなってしまう傾向があったのを改善されたもので、リアリーターフに遮熱成分を配合することによって、表面温度の上昇を抑えることが可能になったとのことです。

 

さて… とはいえ… 実際の効果は如何ほどに… 追って調査します。

 

 

Img_1640
そういった成分の追加によって、新タイプのリアリーターフは旧タイプと比較して、色合いが濃く見えるそうです。

今後の既設現場における延長工事などがあった場合は、気をつける必要があるかもしれませんね。

 

…で、ココまでは人工芝のお話です。

 

 

Img_9596
ココからは人工芝でななく、天然芝のお話になります。

芝の品種は姫コウライ芝となります。

 

 

Img_9597
昨年7月に撮った写真で、ウチのお客さまとなる吉野ヶ里町T様宅の天然芝となります。

ものっすごい美しい芝生の状態です!

 

ちなみに夏場は、ほぼ毎週芝刈りをされておられるそうです。

毎週って分かりますか?1週間に1回の芝刈りですよー

 

いやー もう~ ホントありがとうございます!って感じです♬

 

 

Img_9594
お手入れの行き届いた姫コウライ芝の様子です!

ココまでのレベルになると、見た目・質感・触り心地云々… 完全に人工芝に勝っています。

しかもこまめに芝刈りをされてあるので、芝葉がとても柔らかいんです!

 

失礼ながら正直に言いますと、T様宅のお庭の芝生の状態より良い感じの芝生になっているところは、ウチの他のお客さま宅ではあまり見かけることがありません。

私はずーっと前から天然芝を希望されるお客さまに対しては「維持管理は本当に大丈夫ですか?」「夏場のしんどい時にたくさん面倒みなきゃいけませんよ。」「それなりに覚悟をしてから芝生をするか決めて下さいね。」「(面積が広い場合)この面積だったら、夏場の水やりで水道代が上がるレベルですよ。」と思いっきりビビらせるのですが、日々の忙しさを理由に<口悪っ!、なかなか皆さん 残念ながらT様レベルのキレイな芝生の状態になっていないところが多いような気がします。

天然芝は生き物… 手をかけてあげた分、それに応えてくれると私たちは思っています。

お手入れが難しい場合は、やはり人工芝になると思いますが、天然芝に比べるとその導入費用は格段に高くなります。

姫コウライ芝野芝などに代表される日本芝の特性として、冬場は休眠期に入り芝葉が枯れたような色合いになりますので、人工芝の年中濃い緑ということに違和感を感じる方もおられると思います。(西洋芝と思えばいいことだけど…)

 

まぁ どっちがいいか?

施工後の維持管理がしっかりできるか否か… と、導入時のご予算で考えるしかないかもしれませんね…。

| | コメント (0)

2021年2月25日 (木)

順調に進んでいますので、どうか雨だけは…

佐賀市M様邸 エクステリア工事
〔新築住宅外構〕

工事は中盤となり、順調に進んでいますが… えー 来週は雨ばかりぃ?

Img_1625
2台用のカーポートの設置も終えまして、ココから車庫スペースの土間コンクリート打設に向けて、準備を進めていきます。

まだまだやることはいっぱいです!

 

 

Img_1627
タイルテラスは目地のみを残した状態…

側面ステップ付きの、3.3m×1.5mのサイズとなります。

 

 

Img_1626
住宅会社さんで施工された玄関ポーチだけでは高さが不足していますので、こうしてスペースの拡張を行っています。

 

 

Img_1629
お庭のお隣さんとの境界部には、高さ1.2mのフェンスを1.8mの位置から設置しました。

フェンスAB YS3型を使用してしています。

↑の写真ではフェンスが奥まで届いていませんが、このスペースにはあとで物置を設置しますので、しっかりと敷地の隅まで目隠しができます。

| | コメント (0)

2021年2月23日 (火)

ドッグランスペースには横格子でなく縦格子でね!

佐賀市I様邸 エクステリア工事
〔新築住宅外構〕

当初より破損していた道路側溝の補修を行っています!

Img_1636
旧家屋の解体からご新築時の工事による影響にて、私道沿いの側溝がかなり激しく破損していましたので、破損部の除去 ⇒ 補強筋の設置 ⇒ 型枠の設置 ⇒ 生コンクリート打設 という手順にて補修作業を行っています。

 

 

Img_1637
ココは車が乗るとことなので、しっかりとした強度も必要な個所となります。

数日後には型枠を取り外して、グレーチング蓋を設置します。

 

 

Img_1638
車庫スペースの奥には、化粧ブロック+フェンス&門扉を設置しています。

お庭側からぐるーっと回って、この車庫スペースの奥まで自由にワンちゃんが駆け回れるような造りにしています。

 

フェンスと門扉はココにワンちゃんが来た時に、ツメが引っかからないように横格子ではなく、縦格子にしました。

ワンちゃんにもアルミ製品にも、やさしくぅーね!

| | コメント (0)

2021年2月21日 (日)

ボルドー色の宅配ポスト「ボビカーゴ」

佐賀市S様邸 エクステリア工事
〔新築住宅外構〕

ほぼ… ほぼ完成に近い状態となりました!

Img_1587
中央に陣取るのはキズをつけてはならぬ!と最後の最後に取り付けたフィンランドbobi社製の宅配ポストボビカーゴです。

色はボルドーを使っていますが、設計当初よりS様の要望にて採用したお洒落な宅配ポストです。

 

 

Img_1588
ステンレスヘアライン仕上げの切り文字による表札M-01Lと、インターホン子機を取り付けたのは、玄関の引戸と軒天と同じ色あいとなるチェリーウッド色のデザイナーズパーツ枕木材です。

 

 

Img_1424
コチラでは同じチェリーウッド色を使用した木目調テラス屋根シュエットと、ライトウッド色の人工木ウッドデッキ樹ら楽ステージを設置しています。

ココは工事の前半に施工していましたので、お子さんの遊び場として、洗濯物を干したりと大活躍です🎵

| | コメント (0)

2021年2月20日 (土)

お洒落な門袖壁となる予定です!

佐賀市M様邸 エクステリア工事
〔新築住宅外構〕

現場内の余分な土砂を掘削し、搬出しています。

Img_1577
車庫スペースにはしーっかりと土がありますので、余分な分をキッチリ削り取って搬出していきます。

 

 

Img_1580
門袖壁となる部分の下地ブロックや、土留めの化粧ブロックシルマの様子です。

背面にはしっかりと補強を行っていきます。

 

 

Img_1594
コチラは完成のイメージパースとなります。

これからどんな感じになるか… 楽しみですね🎵

| | コメント (0)

2021年2月19日 (金)

やっぱりテラス屋根!

カーポート人工木ウッドデッキ物置など、エクステリア商品というのは本当にたくさんの種類があります。

ウチではそういった商品の単体での設置のご依頼も数多くいただいておりますが、その中においても特にご注文の多いテラス屋根の最近の施工例を今回ご紹介したいと思います。(次に多いのは目隠しフェンスのご依頼です。たぶん…

Img_1220
洗濯物干しとして、主にご利用されるフーゴ F テラスタイプです。

通常のテラス屋根と違い、建物の外壁にネジ止めをすることのない独立式の商品です。

オプションとして、専用のサイドパネルを2段取り付けています。

 

 

Img_1487_20210221202201
コチラは洗濯物干しと自転車置き場を兼ねたスピーネ F型 テラスタイプです。

本体に取り付けた吊り下げ物干しAセットに物干し竿をセットします。

 

 

Img_1111
これより以下は全てスピーネ F型 テラスタイプとなります。

ココでは自転車置き場として活用されておられます。

 

 

Img_1364
コチラでは洗濯物干しとして…

 

 

Img_1314
ココでは洗濯物干し&自転車置き場として…

 

 

Img_e1564
コチラでは洗濯物干し&自転車置き場として、ご利用いただいております。

 

こうして改めて見ると、同じテラス屋根でも色んな使い方があるようです。

設置する場所のスペースや、使用目的によってサイズも細かく設定できますので、ご検討の方にとって、きっと最適なサイズのテラス屋根が見つかると思います。

※ちなみに間口(横幅)は90cm毎に、出幅(外壁からの屋根の長さ)は30cm毎にサイズがあります。

| | コメント (0)

2021年2月17日 (水)

吹雪き過ぎて、身も心も…

今日は一日中 雪が降って、吹雪いて、止んで、晴れて、また降って、吹雪いて… の繰り返しでした。

雪が吹雪く中での現場作業はチトばかし堪えました。手足が凍え切ってしまい、もう寒いのなんのって…

Img_1552_20210217224801
↑の佐賀県庁前で撮った写真では雪がしんしんと… というような穏やかな感じですが、この時は吹雪いています。

 

 

Img_1553_20210217224801
吹雪いたかと思えば、ピタッと止んで… 晴れっ!

「さーっ 仕事しよ~」となったら、また雲が出てきて吹雪く… 他の現場からも「心折れた!」的な連絡もあり、濡れたまま風邪をひいてはいけないので、大事をとって午後からは作業を休みにしました。

 

明日は一週間前から予定していた5立米を超える生コンクリート打ちだったのですが、あいにくの寒波の影響で日中も3℃までしか気温が上がらないようなので、その予定は週明けに繰り越すことにしました。

 

さて… 明朝は部分的な道路の凍結なんかもしていると思いますが、プランを練って図面を描く時間がすんごい欲しかったので、いつもより少し早めに自宅を出て、安全運転にて事務所を目指したいと思います。

| | コメント (0)

2021年2月16日 (火)

佐賀市M様邸 着工です!

佐賀市M様邸 エクステリア工事
〔新築住宅外構〕

本日より大安着工させていただきました!

Img_1497
M様からは住宅建築前より外構のご相談をいただいておりまして、とにかくしーっかりとお打ち合わせをさせていただいての工事着工となります。

コチラでは門袖壁・アプローチ・4台分の車庫スペース・カーポート・タイルテラス・目隠しフェンス・境界ブロック&フェンス・雑草対策・植栽などを主に行っていきます。

 

 

Img_1550
初日は宅地高より低い既存の境界ブロックの上に2段分のブロックを継ぎ足す作業を行いました。

ココは初日に完了… 滑り出しから順調なスタートです!

 

 

Img_1551
次はタイルテラスの下地づくりを行っていきます。

ココからどんな感じになっていくか本当に楽しみです!

 

それではM様… そしてご近所の皆さま、工事期間中はしばらくの間はご不便やご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0)

2021年2月15日 (月)

物置まわりから草を生やしません!

佐賀市I様邸 エクステリア工事
〔新築住宅外構〕

物置は敷地の隅に寄せて設置をすることがよくあると思いますが、その真下はともかく背面や片側面の境界ブロックとのすき間から草が生えてくると、体が入らない… 手が届かない… ということで、除草ひとつするのに四苦八苦することが多いと思います。

今回は物置の真下やその周りの雑草対策について、写真を使いながらその流れをご紹介したいと思います。

Img_1489_20210218002601
まずは最初に物置の基礎ブロックを設置します。

ただ… その前に下地盤の不陸整正を行って、しっかりと転圧することも大事なコトです。

基礎ブロックを設置した後は、四隅の転倒防止用のアンカーを設置するところの掘削まで先行して行っておきます。

…で、その後に基礎ブロック分をキレイにカットして、防草シートを施工していきます。

 

 

Img_1494
そして物置を設置する前に豆砂利を敷き込んでおきます。理由は当然ながら物置があると真下に砂利を入れられないから…

真下は日が差さないから不要かもしれませんが、まぁ 気持ちの問題です!

 

 

Img_1534
…で、物置の設置が完了!

使用したのはヨド物置エルモで、LMD-2529サイズを設置しました。

選べる扉のカラーは木目調のダークウッドを使用しました。今はこの扉の色がダントツの人気色らしく、工場でも欠品気味で納期も結構かかっている状態らしいです。

ウチでもエルモは、ほとんどダークウッドしか出ていないと思います。

 

 

Img_1536
四隅の転倒防止工事を行ったコンクリートのところにも、防草シートをしっかり施工します。

これで物置まわりの雑草対策もバッチリです!

| | コメント (0)

2021年2月13日 (土)

外構工事や庭づくりにおける豆砂利のコト

外構工事や庭づくりにおける… というテーマで、これまで残土処分について、ココで書かせてもらいましたが、今回は3回目として豆砂利のことをチョット書いていきたいと思います。

Img_1495
主に建物まわりの雑草対策として、防草シートを施工した上に、この豆砂利を厚さ3~4cmにて敷き込んでいます。毎回ロス率を多めに見込んでいますので、概ね3~4cm以上の厚みになることが多いです。

新築住宅における外構工事では、ほぼ100%と言っていいほど雑草対策(防草シート+豆砂利)は採用されるのですが、そんな感じでとにかくウチではよく使うことの多い材料となります。

 

 

Img_0175
建物まわりの主にこういったスペースによく使用しますが、豆砂利をダンプトラックに積み込んで、重機や人力などで一輪車に積み込み、搬入先まで小運搬してから、キレイに敷き均すというのが一般的なやり方だと思います。

 

 

Img_1496
この豆砂利は鳥栖市にある鳥栖砕石さんでつくられていますが、鳥栖砕石さんでの砂利の呼び名は脊振砂利・大です。

採取した砂利をふるいにかけて粒径を揃え、その後に水洗いしたものを現地においてタイヤショベルにてダンプトラックに積み込んでもらいます。

 

他には鳥栖市のヤマト園材さんや、福岡県大川市(佐賀市川副町の直ぐ隣にあります。)の古賀建材店さん(大川生コンさんの関連会社)でも全く同じモノを扱われていますが、ヤマト園材さんでは庭砂利古賀建材店さんでは豆砂利と呼ばれています。

この豆砂利の他にもお客さまによるご要望や、建物やお庭の雰囲気に合わせて、マーブル砂利・石灰石・日田砂利・バラスなどを使い分けて施工することもあります。

 

 

Dsc09093
マーブル砂利(まき砂利)

 

 

Img_6913
石灰石

 

 

Img_0851
日田砂利

 

 

Img_0930_20210214133001
バラス などなど… ちなみにこれらの画像は全てウチで施工したものとなります。

 

こういった感じで、雑草対策としてお金をいただいて施工するからには、施工後のお客さまによる草むしりの負担をなくす… もしくは極端に減らすということが、至上命令だと思っています。

豆砂利を敷く厚さを確保することも大事ですが、最も重要なのはその下に施工する防草シート自体の品質隙間なくびっしりと張るという施工の品質… コレが一番大切なコトだと思います。

| | コメント (0)

2021年2月11日 (木)

外構工事や庭づくりにおける土砂の掘削と残土処分のコト

住宅における外構工事にて、ほぼ毎回行っている作業があります。

Img_1156
それは主に車庫となるスペースの掘削と、その掘削した土砂の搬出… つまり残土処分です。

作業としては、↑の写真のように車庫スペースの土間コンクリートなどで仕上がる部分の仕上げる高さから、その断面構造分(土間コンクリートの厚さ10cm+砕石の厚さ5cmを合わせた15cmのこと)を差し引いた深さまで、重機などで削り取って(鋤き取るとも言います。)、その土を同一現場内で流用しきれない余分なものを、ダンプトラックに積み込んで、残土処分場などに運搬して処理するというようなことを行います。

 

 

Img_1137
その掘削する土砂の量は、施工する面積や掘削する深さによって、それぞれに現場にて異なってきますが、面積が広いほど… 掘削する深さがあるほど… 当然ながら施工コストが上がってくることになります。

細かいことを言うと、施工現場から残土の搬出先までの運搬距離によっても、それぞれの現場で工事原価は変わることになります。

ちなみに残土処分場でかかる処分費もドコも同じ価格って訳ではありませんので、それぞれの現場で掘削する土量が同じだとしても、実際にかかる工事原価は現場毎に異なる場合がほとんどです。

もっと細かいことを言うと、掘削する重機と土砂を積み込むダンプトラックの位置関係ですが、如何に重機を最小角度での旋回でダンプに土砂を積む込むかというコトも工事原価を抑える要素です。

180°旋回して積む込むか… 90°… いや45°の旋回にするか… こんな感じで積む込む回数が多く、そして長くかかればかかるほど、この要素(積み込み時の角度)は需要となります。

 

会社員時代は土木の現場で施工管理の仕事をしていたこともあったのですが、ダムや大型造成地などでは現場で使用する重機もバカでかく、それに伴い機械損料や燃料費、その他の経費も大きかったので、特にこのような重機のサイクルタイムの算出や計画は必要不可欠で、計算によってその仕事量を導き出したりしていました。

当時に比べると現在使用している重機の大きさはとても小さなモノですが、それでも同じ建設機械としてのサイクルタイムを考えるのは大事なコトだと思っています。

 

 

Img_1134
チト話が逸れましたが… 残土を運んで処理する場所… つまり残土処分場は前に比べるとかなり少なくなりました。

佐賀市内では4~5ヵ所ありますが、現場の場所によって使い分けています。それプラス私が前から付き合いのあるいくつかの土木屋さんの土場も利用させてもらっていますので(もちろん残土処分代は支払っています。)、とにかく残土の運搬距離を短くして、如何に短い時間で回数を多く運ぶかを考えています。

時には近くで工事をしている造成地などの現場に相談することもありますので、運搬距離が1km未満なんてコトもあったりします。

また下水道工事をしているところはだいたい近くに土地を借りて、現場事務所と資材置き場や土場を設営している場合が多いので、意外とこういったところは相談し易かったりします。

前に土地を借りて土場を持つことも考えましたが、交流のあるいくつかの同業者さんに聞いたら… 「残土が溜まる一方で、結局は溜まり過ぎて残土処分場に運ぶ羽目になるし、土場にも重機が必要になるので、土場所有によるコストカットはあまり期待できない!」という話だったのでやめときました。知り合いの土木屋さんがいるのも大きいですかね~

 

っと、まぁ そんな感じの外構工事や庭づくりにおける土砂の掘削と残土処分の話でした。

全体の工事の中で言いますと、割りと地味な作業ではありますが、その内側はあまり表に出ることはないけど、実は壮大なストーリーがあったりとか… 土木畑出身の私としては結構オモロイです!

| | コメント (0)

2021年2月 9日 (火)

外構工事や庭づくりにおける土のコト

住宅における外構工事や庭づくりにて、必ずと言っていいほど使う材料があります。

Img_1218

他の言い方では山土・山砂・真砂土(地域によって異なると思いますが…)と呼ぶこともありますが、ウチがよく使っているところでは真砂土と言うことが多いようです。

現場内における主な用途としては、庭などの整地に使うことが多いのですが、道路境界部へのブロック積みの埋め戻しに使う土が足らない時に使ったり、人工芝の下地盤や植栽に使うこともあります。

外構工事の場合は車庫スペースの土間コンクリートなどを施工するところから結構な量の掘削土が出るのですが、最近の住宅地における造成工事では表面の5~10cmの土を剥ぐと、その下は建設残土のような粗悪な土(土が黒くなっていることが多く、コンクリート屑・レンガ屑・瓦屑などの廃材が混じっているような土)が出てくることが本当に多いので、その掘削した土を庭などの仕上げ整地にはとても使えることができない為に、こうしてキレイな土を使って整地をすることが必然的に多くなります。

 

 

Img_1219
コチラは柳川商店さんの大和工場にある篩真砂土(ふるいまさど)です。

文字通り機械を使ってふるいにかけた本当にきめの細かいキレイな土です。

柳川商店さん以外も土を扱っているところはありますが、ひとえに土と言っても様々… 砂分が多かったり、やや赤土交じりだったり、機械転圧するとよく締め固まる… もしくはあまり締め固まらない… などなど、現場からそこに取りに行く距離(配達してもらうこともあります。)や実際に使う用途によって、取りに行く場所を変えたりもします。

 

 

Img_1217
こうしてダンプトラックに積み込んだ土を現場まで運んで行きます。

現場では重機や人力などで搬入し、キレイに整地をしてからしっかり転圧して締固めて、更にトンボ掛けして表面を滑らかに仕上げます。

植栽に使う時は堆肥や腐葉土などの土壌改良材と混合攪拌し、土の質によっては植物専用の保水剤を加えたり… 埋め戻しなどのキッチリ固めたい時はセメントや石灰と混ぜ合わせて使用したり… たかが土、されど土、実はとっても大事な土… しっかり考えながら、いつも真面目に土と向き合っています。

| | コメント (0)

2021年2月 8日 (月)

緑の雰囲気を変えて、チョット手を加えて…

佐賀市N様邸 エクステリアリフォーム工事
〔外構改修工事〕

玄関まわりや車庫スペースの改修を行いました!

Img_9397
コチラは着工前の様子となります。

緑も多くて素敵な雰囲気の玄関まわりなんですが、芝生や雑草などのお手入れが大変だということで、その一部に手を加えることにしました。

 

 

Img_1147
芝生や雑草を除去して、その部分を人工芝にしました!

これまでと同じ緑ですが、人工芝の方が濃い緑色で随分感じが変わったような気がします。

 

 

Img_1149
門袖壁の両側にあった朽ちた枕木は撤去して、コンクリート製の枕木に変えました。

その前の花壇にある植栽は奥さまによる作業です!

 

 

Img_1146
ゲスト用の車庫スペースは洗い出しにて施工を行いました。

 

 

Img_1148
芝生があった時とはまた違う雰囲気になりましたが、何より芝刈りや除草の手間がなくなったことが大きいことかもしれませんね!

 

お客さまからも、とても快適になったと大変喜んでいただきました!

N様には工事の着工までにかなりお待ちいただきご迷惑をおかけしましたが、ご依頼をいただきまして本当にどうもありがとうございました!

| | コメント (0)

2021年2月 6日 (土)

配管の多いスペースでの掘削は慎重に…

佐賀市I様邸 エクステリア工事
〔新築住宅外構〕

車庫スペースの土砂の掘削を行いました。

Img_1450
配管だらけのところを用心しながら重機にて掘削しています。

破損させないように場所によっては人力作業を併用させながら丁寧に削り取っていきます。

 

 

Img_1448
お庭では花壇や人工芝などの見切りとなるピンコロの位置出しや掘削などを行っています。

ドッグランも兼ねたスッキリとした雰囲気のお庭になる予定です!

| | コメント (0)

2021年2月 4日 (木)

天気予報とスマホと対人のコト

私たちの仕事というのは、外仕事がメインな故に常に天気予報をチェックして工事の計画を立てていかなければなりません。

今はスマートフォンがあるので、Yahoo天気ウェザーニュースなどのアプリにて、簡単且つ詳細な天気予報をサッと知ることができるので、非常に便利… とにかく重宝しています。

Img_e1447
しかも雨雲レーダーを見ると、15時間先まで雨雲の動きを知ることができて、設定が必要ですが雨が降り始める少し前にはスマホに通知で知らせてくれる… いやはや、ありきたりな言葉ですが、ホントにもう便利な世の中になったモンです。

スマホやガラケーが普及する以前というのは、新聞を見るか、177番に電話して聞くことができる天気予報電話サービスでしか情報を知ることができず… ここぞ!という現場での作業の時は佐賀地方気象台に電話をして聞くこともありました。

 

職人さんともすっかりLINEでのやり取りがメインになりまして、現場の地図もサッと送れる… 着工前の現場の様子もパッと送れる… 現場での確認事項も直ぐに行けない時はLINEのビデオ通話を使って、施工箇所をスマホ越しで見せてもらえば具体的に指示もできる。

しかも60代のベテラン職人さんでさえ、そういった機能を多少ぎこちなくながらも使ってくれているので、現場までの移動にかかる時間を節約し、そうして得られた時間を有効に使うことができています。

お客さまとも図面や見積書をPDFファイルにして簡単に送信できるので、特にこのコロナ禍においては、お会いせずとも詳細なやり取りが可能になったとも言えます。

 

そういった感じで今や生活の中心はスマホを軸として成り立っている感もあり、それが簡単且つ気楽… という想いも正直あるのですが、自分自身の考えとして根底にあるのは、やはり直接会って顔を見ながら色々とお話をしたいというのもありまして、ただ… 今現在のコロナ禍の真っただ中においてはそうせざるを得ないのか… でもやっぱり… といったあっちこっちな複雑な胸中があったりと、そんなブレる想いをなんとなく感じている今日この頃です。

| | コメント (0)

2021年2月 3日 (水)

白ひげ並みの風格と威厳を持つ人は初心を失うのを決して許さない

ウチの山中さん

Img_6118
最近山中ブログも更新少なめ、この私のブログにもあまり登場こそしていませんが、大人しくなっているというコトでは… 決してありませぬ。

過去・現在・未来と一切ブレない姿勢があり、その誇り高き後ろ姿には一切の逃げ傷なし!という体をなしています。なされています。

 

そんな山中さんですが… 現場でよく私を叱ります。

その様子を見たウチの現場に初めて来られた職人さんなんかは、ほぼみなさん小さく「えっ?」って言葉を発して、そのまま目を見開いて私を見ます。

前までは「こっちも立場ってのがあるんだから、あんまりそんな言わんといてくれん?」と言ってましたが、今はその様子を目撃した人のリアクションを見たい方が勝っているので、叱られたら黙っていることにしています。

何年か前にも現場に居た時に家の中におられたお客さまから「リビングの外から声がしていたので覗いてみると… 島さんが山中さんに怒られていました!」と何故か含み笑い気味

 

そうですね… この年になると人から怒られることも少なくなりますので、こういった貴重な経験ができるってコトをありがたいと思って、常日頃過ごしております。

いつ何時叱られるやも分かりませんので、気を抜くこともなく、何かを忘れかけようとしてしまう度に初心に立ち戻らせてくれるお方です。

いつも拝んでおります。はい

| | コメント (0)

2021年2月 2日 (火)

佐賀市I様邸 着工です!

佐賀市I様邸 エクステリア工事
〔新築住宅外構〕

本日より着工させていただきました!

Img_1438
I様邸はお庭も含めて、車庫スペースなどの敷地内全体を施工させていただきます。

初日となる今日は庭スペースの目隠しフェンスの支柱の設置を行いました。

 

それではI様… そしてご近所のみなさま、工事期間中はしばらくの間、ご不便やご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

それからI様をご紹介いただきました、H様 どうもありがとうございました!

 

 

 

Img_1435_20210202221301
テラス屋根のご依頼をいただいた佐賀市のK様邸では、屋根下の土間コンクリート打設を行いました。

 

 

Img_1436
これまでも色んなイラストを描いてきた山中さんによる「のらないでね!」の注意書きです。

 

 

Img_1437
今日は節分です!

| | コメント (0)

2021年2月 1日 (月)

ひとえに黒いピンコロといえども…

3月に着工するお客さま宅で使用する石材のイメージを膨らませるために、鳥栖市にある造園資材や土木資材を扱われているヤマト園材さんに行ってきました!

目的の天然石をじーっくり見て考え… 結構な量を使うので、早めに確保しておかなければなりませんが、決め切れず…

もうチョット考えまふ

他にも色んなモノを見て回りましたが、何と言いますか… 実に飽きません。

Img_1377
コチラの黒いピンコロは中国産の漳浦黒(しょううらぐろ)

皮付きという黄色いサビが付着しているのが特徴ですが、それが天然石の味わいだったりもします。

 

 

Img_1376
コチラは同じく中国産の甫田黒(ほでんぐろ)

メタリックブラックっていう感じでしょうかねー

 

 

Img_1375
コチラはベトナム産の

黒いピンコロでは、ウチで一番よく使うタイプです。

ベトナム産のピンコロは中国産と比べて、寸法精度の高い形状をしています。ちなみに職人さんが好きなのも、作業がし易いベトナム産のピンコロです。

こうして見ると同じ黒いピンコロでも、全く表情が異なっているのが面白いです。

現場によって、絡める素材に合わせて、色々と考えて選択するのも楽しいモンです!

 

 

Img_1378
コチラは最近仕入れたというベトナム産の縁石です。

サイズは100×100×L600

とにかくキレイに加工された石材で、早速現場で使いたくなりました。

ちなみに奥にある黒い縁石は同じベトナム産の手加工の縁石ですが、加工の仕方次第で随分と雰囲気が変わるモンですね!

 

いつも石材関係などでお世話になっているヤマト園材さんは、私が会社員時代から30年以上もお付き合いがありまして、ホーム感が満載のすっごく居心地の良い会社さんです。

用がなくても行くことがありますが、いつも活気があって、皆さん明るく楽しく雰囲気の良いパワースポットです。

石材がたくさんあるので、なんかそんな感じだし…

| | コメント (0)

« 2021年1月 | トップページ | 2021年5月 »