予約なしでいきなり行っても大丈夫ですか?
「現在、家を新築しているのですが、外構工事のご相談で、今日これから(もしくは明日)そちらに伺ってもよろしいですか?」
という内容のお電話をご新規のお客さまからいただくことが、時々あります。
特に最近は多いような気がします…。
「えっ これからですかー?」とかも内心チョット思ったりもします…。
それとか事前のお約束(ご予約)がない状態での、ご来店… いわゆるアポなしでのご来店です。
このブログはウチのお客さま、もしくはこれからお客さまになられるかもしれない方も見ておられるかもしれませんので、あまりこういったことは書かない方がいいとは思いますが、先に述べたようなお問い合わせというのは、ホントもう正直言いますと… 私たちは困ることの方が多いです。
その理由はいくつかありますが、ひとつはお客さまとのお打ち合わせが、平日よりも多い土日祝日というのは、事前に3~5組ほどのご予約をいただいたお客さまとのお打ち合わせをさせていただくことが多いのですが、1日に4~5組の予定の他に突発的なプラス1件というのは、結ーっ構 キツいです…。
スミマセンっ
事前にご予約をいただいた状態でのお打ち合わせというのは、どういった工事をご検討中かというのを確認していますので、それぞれに合った資料や施工例の準備を揃えておくことができますので、お打ち合わせ自体も至極スムーズにいきます。
そういった流れはお客さまにとっても、私たちにとってもメリットのあることだと思っています。
「こうして欲しいというコトを上手く伝えたい」
「こうしたらいいかもしれませんね!というコトを上手く伝えたい」
事前の情報が多ければ、その分コチラも多くの引き出しをアタマの中や資料として準備をすることができます。
ちなみに私自身は数多くの資料をたくさん使って… というよりは、アタマの中にある知識を総動員してお話させていただくことが多いです。
そして、ひとつのお打ち合わせが終わると、その直後は内容をまとめなければなりませんし、その時間さえも満足にとれない状態で、その次のお打ち合わせの準備もしくは移動をしなければなりませんので、1日に4~5件ある場合での当日の突発的なプラス1件というのは、時間があってもアタマが無理!という感じになってしまうことも… たまにあります。
平日の場合でも、ウチみたいにとっても小さなところは、営業・設計・施工管理を分業していませんので、平日日中は現場を回ったりして不在にしていることも多いですし、実際に作業だってしていることもあります。
例え夕方以降に事務所に居たとしても、翌日の作業の準備や段取りを組んだり… 今の時期のように暑い季節はヘロヘロになって戻ってきていることも少なくないので、ぶっちゃけ… それからの急なお打ち合わせは、全く気が乗らない… ってコトもあります。
元より、当日及び翌日というのは、予定を立ててから行動をしていますので、突発的なプラス1件のお打ち合わせ時間をその中にねじ込むためには、そこそこの予定の変更しなければ難しいといえます。
それぞれ自身のお仕事に置き換えて考えてみるとよく分かると思いますが、その日の1時間後に予定になかった業務が突如発生した時に、どれほどの正規の予定の変更を余儀なくされ、それに対してどれだけのエネルギーを使うのか… 暇な時だったらいいのですが、そうではない時の意に反する突然の変更というのは、思いの外 モチベーションがダダ下がるコトだと思います。
すみませんっ
またこんなコトを書くと、「プロなんだから…」とか思われそうなんですが、私たちもプロである以前に… 感情のある人間でもあります。
しかも気分屋ときたもんだ!
お打ち合わせに対するモチベーションが低い時に気分が乗らないというのは… 人間なんだから、どーしよ~もないんです!
なんかもうホントこんなコト書いて、申し訳ないのですが、できれば私たちもノリノリの状態で、毎回楽しくお打ち合わせをさせていただきたいと思っています。
数ある同業者さんの中から自然浴工房を見つけて、お電話もしくはメールをして下さるお客さま… 本当にありがたいです。
もしよろしければ… お日にちに余裕をもって、お打ち合わせのご予約をいただければ幸いに存じます。
そうしていただければ、最高の状態でのワタクシ… もしくは山中さんでもって、ものっすごいWelcomeモードにてお迎えいたしますので!
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コメント
「プロなんだから・・・」かあ。
難しいですね。プロのあり方をどう考えるか。
きちんとした打ち合わせをしたいという島さんのあり方は、私からしたら「プロ」のあり方です。
とりあえずの話を聞いて、「了解しました」という自然浴工房なら、私を含めてたくさんのユーザーさんは選ばなかったようにも思います。
・・・・というのは、きっと島さんもわかっていること。
経営者としてのあり方と多くの方の信頼に応えたいという思いの狭間での今回の記事だと思います。
だから、きちんと説明されたことで、新規ユーザー(候補)の方も理解されたと思います。
今回の記事、「プロ」として理想の(私も見習うべき)姿だと思いました。
投稿: なつのとも | 2020年6月21日 (日) 午後 11時08分
なつのともさん コメントありがとうございます!
なつのともさんからいただくお言葉には、いつも本当にチカラをもらっています。
一見すれば、塩対応だとか、上から目線とか、そんな感じに勘違いされてしまうかもしれないと思いながら書いた今回のブログ記事なんですが、しっかりと感じ取っていただいたことが何よりも嬉しいです。
私たちとしては、特に初回のお打ち合わせ時には、しっかりと時間を取って、色々とお話を聞いて、その後にきっちりご提案させていただきたいと常々思っています。
お打ち合わせのご予約がない状態でのご来店はせっかく来ていただいても、他のお客さまとの予定が入っていたら、何もお話せずに帰っていただくこともありますので、そういったこともなくしていければと…
ただこういったことをしっかりと上手く伝えるっていうのは、本当に… 難しいです。
投稿: 島 工房長 | 2020年6月22日 (月) 午後 11時34分