曲線のラインを考える楽しさ
ウチは門まわりやアプローチなどにおいて
曲線のラインをお客さまよりご要望として
いただくことが、結構… 多いです。
まぁ 私自身が曲線のラインを考えるのが
結構と言いますか、かーなり好きなので
それが苦痛になることは… 全くないです。
ウチではまずこういった感じで、手描きの
図面を書くことから始めていきます。
最初は製図用のシャープペンシルで基本となる
ラインを書き上げ、その後に色のついた細めの
ペンで清書をして、実際にCADに起こす際に
分り易いように蛍光ペンで色分けしていきます。
CADで描くと… こーんな感じになります!
ちなみにココからは山中さんの作業です。
コチラの図面の中心はメインアプローチですが
歩き易いようにとか、効果的に植栽を配置して…
照明を使ってライティングした時に映えるよう…
なーんてコトをアレコレ色々と考え老けながら
いつも心から楽しんで図面を書いています。
常日頃、念頭に置いてやっているのは…
他が真似できないようなウチだけの特有の
オリジナルの曲線ラインってやつです。
↑のラインなんて、まず他社さんとプランが
被るなんてコトは絶対にないと思いますし…
ただやっぱり最初のシャープペンシルを使った
下書きのラインをなんだかんだ考えながら
書く時っていうのが、一番時間がかかります。
でも… やっぱり楽しい♪
逆に直線的なラインを考える時の方が
よっぽど悩んで時間がかかっているのかも
手描きの図面を山中さんに渡して、こうして
CADで作った図面が出来上がったのを見ると
本当に嬉しくなってしまいます!それも毎回
そしてイメージパースの完成です!
プランをお待ちいただいているお客さま同様
私自身もこんなパースが出来上がってくるのが
本っ当ぉーに… たまらなく楽しみなんですッ!
自分が思っていたコトとパースとのイメージの
違いなんかもたまに?よく?あるのですが
そんな時は山中さんのPCの画面を見ながら
ふたりであーでもないこ~でもないと言いながら
結構、アツく議論を交わしあったりしています。
このシーンをお客さまに見て欲しいくらい w
そんな感じでチョットしたようなことも真剣且つ
真面目に細かく拘ってプランをつくっています。
プランが確定すると… 今度は現場において
職人さんに図面そのものを再現してもらいますが
こういった現場で使用する施工図や寸法図などが
いくつか… 何パターンか必要になってきます。
これらも過去に何度が修正してきましたが
実際に職人さんに聞いて、ドコからの基準線が
必要か?ドコの寸法から必要か?などなど…
確かに色々と手間はかかるのですが
これを惜しんでいたら、いいモノはつくれない
幸いウチにはこの施工が難しいといえるような
曲線ラインを見事に再現して施工してくれる
職人さんがいますので、本当に心強いんです!
毎回毎度、曲線ばかりの図面を作るたびに
職人さんに対して、スミマセン…と思いながら
やっていますが、それに感謝すると同時に
こうしてカタチになっていくのを眺めているのが
たまらなく嬉しいし、いっつも感動しています。
なので…
これからも曲線のラインをばんばん書きます。
正直言っちゃうと、アイデアは尽きません。
ドンとこい!です。
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