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2013年12月 3日 (火)

スタンドウォッシュ「リリー」をつくろう!

自然浴工房で大人気の京都にあるエクステリアメーカー

ディーズガーデン」から 11月28日に発売されたばかりの

デザイン立水栓 『スタンドウォッシュ リリー』 をご紹介します!

 

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レンガと塗り壁で出来た角柱型スタイルの立水栓です。

いやー もう さっすがディーズガーデンさん!

というような惚れ惚れするようなステキなフォルムは

デザイン物置「カンナシリーズ」風のデザイン立水栓で

レンガ部分の色も「カンナシリーズ」と同じく 「オレンジ」

「ベージュ」「ブラウン」の3色が用意されています。

 

 

 

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商品はこのように「本体セット」「パンセット」「部品セット」に

分けられ、そして しっかり丁寧な梱包によって届けられます。

 

 

 

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「本体セット」

この本体全てにFRP(繊維強化プラスチック)を

素材として使われています。

軽くて 強度が高いのが大きな特徴です。

こだわりの木やレンガ、塗り壁の質感も本物以上

これはもう「カンナシリーズ」で立証されていることですよね!

ちなみにこの本体セットは片手で 軽~く持てる重さです。

 

 

 

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「パンセット」

とても可愛い花模様の入った花びらのカタチをしている

陶器製のこれまたこだわり抜かれたパン(水受け)です。

 

 

 

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とっても可愛らしい花模様ですね~

 

 

 

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「部品セット」

この中には取扱説明書セット、取付説明書セット

スワン水栓(蛇口)、横水栓(補助蛇口)、排水部品セット

アンカー部品セット、給水部品セットなどの部品が

全て分かり易いように分けられて梱包されています。  

 

 

 

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設置方法にはコンクリートなどで基礎をつくる「標準施工」と

ウッドデッキ等に施工する方法があります。

今回は「リリー」発売前にディーズガーデンさんに

取付説明書をFaxしてもらい、給排水(水道、排水)を

配管した後にコンクリートにて基礎をつくっておきました。

内寸法30cm(外寸法36cm)のコンクリート製の

排水溜桝の補助桝(□36cm×高さ15cm)を使って

その中にコンクリートを充填して事前に作っておきましたが

「リリー」底部のサイズの□31cmより、ひとまわり大きな

そのサイズはちょうどよかったかなと思います。

今回はリリー本体と基礎との固定には付属されている

アンカーボルトを使用せずに打ち込み式の8.5mmの

オールアンカーを使用することにしました。

 

 

 

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ちなみに本体内部はこんな感じになっています。

給水管は中央のやや後方に位置していますので

その位置に合わせて配管と基礎をしておくことになります。

排水管は排水ホースが自在自在に動きますので

その設置位置の調整が比較的容易に行えます。

そんな訳で給水管より シビアな位置調整は必要ないようです。

 

 

 

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基礎に設置したオールアンカーとリリー本体との

ナットを使った接続にはこのようなハンドル(柄)の短い

ラチェットドライバーがあれば すごく便利です。

(ハンドルが長いと内部の配管に当ってやり難いです。)

オールアンカーを使用した場合は本体中央のニッチ部から

腕を入れて手探り(腕があるとそれが邪魔で見えません。)

でナットをラチェットドライバーで締め込んでいきます。

実はこの作業が一番大変だと最初は思っていましたが

実際にやってみると なんてことはありませんでした!

給水管の接続(保温チューブをお忘れなく)、本体の設置

ナットの締め込みとホンの数分足らずで行うことが出来ました。

ちなみにこの作業の前に水道メーター(量水器)を

止めなければ 給水管を接続することが出来ません。

 

 

 

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本体設置後は真鍮製のスワン水栓と横水栓(補助蛇口)を

シールテープを巻いて、リリー本体に取り付けます。

この作業は取付説明書では一番最後の手順になっていますが

お客さまが住んでいらっしゃる場合は長い時間水道を止めると

ご迷惑をおかけする場合もありますので、この段階で蛇口を

取り付けておけば、その後は水道メーターを元の状態に戻して

お客さまにそのまま水道を使ってもらうことが出来ます。

 

 

 

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陶器パンに排水ホースなどを接続します。

ナットとホース接続金具をレンチでしっかりと締め付けます。

 

 

 

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リリー本体についている線(溝)に沿って、黒いスポンジ状の

エプトシーラーを貼り付けていきます。(貼付テープ付き)

それからリリー本体と陶器パンの隙間をコーキング剤で

充填するためにマスキングを行ってからコーキングします。

全体としてこの作業が一番手がかかる… かも?

 

 

 

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設置後のリリー本体の内部です。

中央部は給水管、左側は排水管となります。

 

 

 

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排水管に陶器パンから伸びた排水ホースを差し込みます。

ここで排水ホースをこのようにひと巻きさせておくことにより

下から臭いが上がってくるのを防ぐことが出来ます。

 

 

 

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最後にニッチ部のニッチカバーを取り付けて完了です!

ここのビスは電動のインパクトドライバーではなく

プラスドライバーで軽く締め付けましょう。

ちなみにこのニッチには小物などを置くことが出来ます。

 

 

 

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「リリー」 設置後の全景です。

あぁ~ よかねー がばいよかねーっ!

尚、「リリー」の定価は118,000円(税別)です。

設置工事を含めた商品の価格はお問い合わせ下さい!

 

 

 

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スワン水栓の位置もちょうどよくて、立ったまま色々と

自由に使えるのがとっても魅力的です。

右側についている横水栓(補助蛇口)はホースアダプターも

付属されていますので、市販のホースを接続するのに便利です。

 

 

 

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今回、『佐賀市のS様邸』では「リリー」の雰囲気に

合うような門袖壁をデザインさせていただきました!

 

 

 

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表札灯は「アイビー タイプA」、表札は「G-05 / アイビー

埋込式ポストは「デューン-U」、「フラワーハンガー TypeB

はもちろん全てディーズガーデン製となります。

 

 

 

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リリー」に負けないようにこだわってつくりましたよ~っ!

 

 

 

さて… 今週は昨日の『唐津市のI様邸』の「リリー」を含めて

あと1台、合計3台の「リリー」を設置させていただきます。

(慣れれば 約1時間ほどで作業は出来そうです。)

もう… 「リリー」 マイスターになったかな? w

 

 

【P.S】

当工房にもひとつ「リリー」を展示しております。

実物を見に来ていただいたり、お持ちして お客さまの

ところに実際に置いてみてイメージしてもらうことも出来ます。

最終的に設置の有無に関係なく (やっぱりやらないでもいいんです!)

ホントにお気軽にお問い合わせ下さいね~っ!

 

 

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コメント


今までエントランスフロントにこれだけ存在感と
優しさのある立水栓があったでしょうか!

島工房長のまことに丁寧な紹介と施工に脱帽です。

本当に良いものは、本当にエクステリアを愛する
クラフトマンの手によって、輝きを更に増すんですね!
 

投稿: 情熱エクステリアマン | 2013年12月 5日 (木) 午前 12時14分

情熱エクステリアマンさん コメントありがとうございます!

本当にこのリリーという立水栓は私の好みに
ドはまりの素晴らしい商品でした。(施工性も含めて)

それから色々とお褒めいただきありがとうございます!
もう生霊がつくレベルで魂込めてやっていますよ! w
 

投稿: 島 工房長 | 2013年12月 5日 (木) 午前 08時41分

皆様のコメントに、ただならぬ
心臓の鼓動を感じております。
感謝以外の言葉は見つかりません。
ありがとうございます。

私が若かりし頃、今はなきウチの会長がいつも
「クラフトマンとしての誇りを持て!」
と、叱咤して下さった事を思い出しました。

今回の工房長の記事は、
その「誇り」以外の何ものでもありません。

そして、それを理解・応援して下さる
情熱エクステリアマン様の「情熱」には
いつもながら感動をいただいております。

このような方々と巡り合えたエクステリアと
それを必要として下さるお施主様に
感謝です!

有難うございます!

投稿: SAGAデイトス | 2013年12月 6日 (金) 午後 12時12分

ディーズガーデンのSAGAデイトスさん
コメントありがとうございま~す!

私の方こそ情熱エクステリアマンさんやSAGAデイトスさんと
巡り会えて本当に自分自身たくさん成長させてもらいました。

しかもこれらの素晴らしい商品を使って現場で施工をしていくのが
本当にたまらなく、そして楽しくてしょうがないです!

お客さまもとても喜んで下さいますしね!


今年はvol.4のカタログの創刊に新商品ラッシュ
それにフィリピン工場の災害の影響による欠品など
本当に大変で慌ただしい年だったを思います。

ただその中でのディーズガーデンさんの姿勢や対応で
更にディーズガーデンファンが増えたのではないかと思います。

これからも色々と期待しまくりますので
それに対してプレッシャーもあるかと思いますが
いつまでもディーズガーデン流でがんばって下さいね!
 

投稿: 島 工房長 | 2013年12月 7日 (土) 午後 03時10分

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