« 明るい神 キタル | トップページ | ガーデンシンクの姿がチラリ… »

2010年6月21日 (月)

大島田をつくろう!

約二週間前に遠路はるばる京都から

佐賀に来られたディーズガーデンの佐賀さん

この時、注文していた「簡易門袖ユニット」と別に

ある一冊のファイルをいただきました。

Dsc06714

ん? なにコレ?

とファイルを開いて見てみると…

そこには「あるモノ」に関わる壮大なストーリーが

 

Dsc06715

ん?

 

Dsc06716_2

おぉ~っ!

 

Dsc06717_2

ま、マジか?

では…

これより中身をご覧下さい。

 

BGMは “Summer 〔by 久石譲〕 ” で どうぞ w

 

 

 

201006111741445481

【大島田 その1】

原型です!

これもアルミ鋳物で出来ています。

書体はディーズオリジナル。

各文字のディティールは特に凝りました。(北村が)

 

201006111741445482

【大島田 その2】

全ての文字原型はこのように整理・管理しています。

「M」と「W」が間違い易く…

下手をすると「OSHIWADA」になってしまいます。

 

201006111741445483

【大島田 その3】

赤く見えるのがアルミ合金です。

無論 JISの規格に適合した合金を使用しています。

この800度近いアルミ合金をこの後、型に流し込みます。

 

201006111741445484

【大島田 その4】

原型を込めた砂の中から、この後アルミ鋳物が取り出されます。

砂まみれになる作業場です。

もちろん砂も高温です。

 

201006111741445485

【大島田 その5】

出て来ました!大島田!

これこそ出来立てホヤホヤのアルミ鋳物です!

表面にはたっぷりの砂。

ここからが腕の見せどころ。

 

201006111741445486

【大島田 その6】

「型バラシ」担当の中屋(なかや)君。

社内で最も過酷な作業を入社以来

無遅刻・無欠勤で続けています。

鋳物がまだ熱いので手袋してます。

 

201006111741445487

【大島田 その7】

大島田越しに見る鋳型です。

1つの枠の中には2t(トン)の砂が固まっています。

大島田もこの中から生まれました。

 

201006111741445488

【大島田 その8】

「鋳造」担当の小宅(こやけ)リーダーです。

ディーズガーデンの鋳物製品は彼が居ないと造れません。

「大島田」表札の出来栄えに満足の笑顔!

 

201006111741445489

【大島田 その9】

さあ、いよいよ仕上げの作業です。

酒井班長が出来上がりをチェックしています。

目が泳いでいるのは緊張しているせいですのでご心配なく。

 

2010061117414454810

【大島田 その10】

大島田を仕上げるのは専門職のこの人、高木さん。

機械のヤスリと手ヤスリを器用に使い分けます。

何故かDIYアドバイザー資格者。

 

2010061117414454811

【大島田 その11】

高木さんもこの「O」は好きなようで。

「これは触るか触らへん位のあて方でヤスリを…」

語りながらの作業です。

 

2010061117414454812_2

【大島田 その12】

高木さん お気に入りの「ヤスリコレクション!!」

自分で箱までつくってしまいました。

天職か!

 

2010061117414454813

【大島田 その13】

なぜかヤスリを持ってのVサイン。

かなり満足そうです。

表札持ってよー!

 

2010061117414454814_2

【大島田 その14】

仕上がった表札に色を着けるのはこの人・西尾さん

右手に持っているのはショコラブラウンの塗料です。

子ダクサンです。

 

2010061117414454815

【大島田 その15】

話は前後しますが、ディーズガーデンの表札全ての

レイアウトを担当しているのが、この絹田君

芸術大学出身のナイスガイ(古っ)です!

 

2010061117414454816

【大島田 その16】

最後はやはりこの人の登場。

このA-04表札を企画・開発した北村です。

お気に入りは「O」と「D」。

好きな言葉 「ディティール」

 

 

ここまでが佐賀さんがつくられた「大島田」の物語

しかし… しかし

このアルミ鋳物表札が

これだけたくさんの人の手によって

造られていたなんて…

とてつもない感動を覚えました。

しかもこの為だけに写真を撮影して

こんな素晴らしいファイルまでつくってくれるなんて…

もー 佐賀さんにはすっかりやられてしまいました。

でも 皆さん本当にいい笑顔ですね~

社内の雰囲気とか「営業~現場~開発」間が

すごくいい感じでつながってるっていうのが

とてもよく分かります。

それから この素晴らしい笑顔の皆さんの写真

是非、ご自身の子供さんとかにも見せてあげて欲しいですね~

お父ちゃんは人から喜ばれる仕事をしてて

それに誇りと自信をもってやってるって…。

仕事っていうのはキツいことではなく楽しいことなんだって…。

ということを、ここ “傳來工房(ディーズガーデン)” では

必ず見つけることができます。

 

それから それから…

なんでこの表札は「OSHIMADA」かといいますと…

最初は私の名前である「SHIMA」で製作してもらうつもりでしたが

なんか面白くないなぁ~ということで佐賀さんに電話で相談

(ちなみに展示用の表札を面白くする必要は全くありません。)

「O」の文字のディティールの素晴らしさは

前から聞いていたので必須で入れるとして

ただ「OSHIMA(大島)」もいまいちパンチが効いていない。

(いやだからパンチが効いてる必要もないって…。)

(それと全国の大島さん スミマセン…。)

そんなかんなで最終的に「OSHIMADA(大島田)」に

なってしまった訳ですが

佐賀さんもおおいに気にいって下さったみたいです。

それでは!

 

【大島田 その17】からは

私が撮った写真とコメントで続けさせていただきます。

 

Cimg5750

【大島田 その17】

ディーズガーデンの西日本地区営業担当の佐賀さんです。

右手には完成品の「OSHIMADA」を

左手にはなんと砂型から出した直後のままの

バリ付き 砂付き「OSHIMADA」!

めっちゃレアモノやん!

いまだかつて この状態のモノを人にあげたことはないそうです。

こんなものをいただいてありがとうございました!

で… その商品以上に素晴らしい笑顔の佐賀さん

めっちゃ笑てるやん w

口グセは「いやぁ~ おもろいなぁ~っ!」

 

 

Dsc06720

【大島田 その18】

ウチの唐川くんと「OSHIMADA」

なんかこっちが恥ずかしくなって赤面してしまうような笑顔です。

彼に「(表札の文字を)OSHIMADAにしようかと

思ってるけど どう思う?」 と聞いてみたところ

「OH!SHIMADAですか?」 とか言っちゃってくれました。

コイツ マジか?

好きな言葉 「子ども手当」

 

 

Dsc06721

【大島田 その19】

簡易門袖ユニットに「OSHIMADA」を取り付けている様子

さっきの笑顔を私からツッコまれたからかは知りませんが

もー すっかり腰が引けてしまっています。

女性から言われてみたい言葉 「2位じゃダメなんでしょうか?」

 

 

Dsc06500

【大島田 その20】

バリ付き 砂付き 「OSHIMADA」

 

 

 

いやぁ~ でも この「OSHIMADA」初号機といい

ファイルといい佐賀さん ホントありがとうございました!

それから工場の皆さん、北村さん、絹田さんも

本当にどうもありがとうございました!

すごーく嬉しかったです。

来月はそちら(京都)へ行かせていただきますが

その時にまた皆さんとお会いできるのが

今から と~っても楽しみです!

 

|

« 明るい神 キタル | トップページ | ガーデンシンクの姿がチラリ… »

○○をつくろう!」カテゴリの記事

コメント

大作ですね。
このこだわりがディーズガーデンさんの商品なのですよね。
島さん今日は誕生日なんですね。
お誕生日おめでとうございます。
今度会った時にお祝いしましょう!!

投稿: ノンちゃんのだんな | 2010年6月22日 (火) 午前 09時58分

ノンちゃんのだんなさんへ

そうですよね~

確かにこだわり過ぎっちゃ~こだわり過ぎですけど
(そんなトコ見えへんやん!ってところまで…。)

そのこだわった商品を自分なりにこだわって
考えた門塀とかに取り付けたりするのが
最近快感に変わってきました。

こだわり門塀フェチか!w

>島さん今日は誕生日なんですね。
>お誕生日おめでとうございます。

ありがとうございま~す!

39才になりまスた。

>今度会った時にお祝いしましょう!!

ありがとうございます!

30時まで付き合って下さい。

ってこの前みたく俺が先にツブれたりして…。
 

投稿: 島 工房長 | 2010年6月22日 (火) 午後 05時37分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大島田をつくろう!:

« 明るい神 キタル | トップページ | ガーデンシンクの姿がチラリ… »