フリップテラスをつくろう！

【唐津市のH様邸】です。

植栽や仕上げの作業を後に控えた玄関まわりの写真です。

駐車場をやや広めにとられています。こういった場合は限られたスペースでの植栽となりますが、ここの仕上がり如何で全体的な雰囲気も変わってきます（と思う）ので、ココはきっちりバッチリやっておきたいところです。

てかバッチリやります！

リビング前は【フリップテラス（東洋工業 製）】を使ってみました。

今年の1月21日に発売されたばかりの新商品ですが、従来のブロック下地（枠組み） ⇒ 砕石充填 ⇒ 下地コンクリート ⇒ タイル貼り というような「タイル貼り」と違い、組み合わせユニットを使うことによって簡単に施工を行うことが出来るという商品になっているみたいです。

詳しくはメーカーさんのサイトや愛知県のエクステリア明日香さんの「EXニュース」での記事をご覧下さい。

（ひとぴんさん 力をお借りしまふ・・・）

東洋工業からフリップテラス発売

東洋工業のフリップテラス拝見

で、実際にこのフリップテラスを使ってみての感想なんですが、資材原価でいえばフリップテラスの方がコスト高となるようです。（比較するタイルの種類にもよりますが、それでもフリップテラスの方が・・・）

まぁ「簡単施工」ですので労務費で逆転して下さいよ！という話なんでしょうが、私や職人さんによって「初物」であるからしてなかなかそう「簡単施工」とは行きませんでした。

慣れれば施工は早くなると思いますが・・・

土台（フリップベース）や仕上げの貼り物（ソリッドペイブ）にも側面や小口が「無仕上げタイプ」のものや「側面仕上げタイプ」のもあり、使う場所をよく把握していないといけません。私が現場にいない時に使う場所を間違われたらショックなので、段別に色分けした配置図を作成しました。

ひとぴんさんの記事にもあったように中心部分のフリップベースがチョットもったいないかなぁ・・・とやはり思ってしまいます。

でもやっぱり「ソリッドペイブ」の出来は素晴らしいです。擬木コンクリートの「T.Yスリーパースタンプ」とも上手く絡ませていけば面白い提案もできそうですね！