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2006年11月12日 (日)

脱出不可能の要塞に潜入せよ!

昨日はいつもより早く帰宅しまして「11時前」には就寝。で起きたのは「9時」でした。

久しぶりにめちゃくちゃ寝た!日頃の疲れもふっとびました!

今日はお客さんとのお打ち合せも多く 朝からこの時間まで何も食べていないのですが、全っ然 元気!ちぃ~っともキツくない! いやぁ~ホント・・・

   

単純人間って 素晴らしい!(笑)

   

   

話は変わりまして、今日 お問合せをいただきました「佐賀市田代町」に住まれるお客さんのところに行って来ました。

そのお客さんのところにいくには「花園」の前を通らなければ行けません。

「花園」とは?

若者風にいえば「ラブホ」、年配者風にいえば「モーテル」 まぁ 呼び方はど~でもいい事ですが、とどのつまり「ラブホテル」です。

私の実家がここから近いところにあるのですが、小学校の頃(昭和50年代半ば)からあるのでかなり古くからあるのだと思います。もちろん今はキレイになっているみたいですが・・・ でもなんか懐かしいですね。そういえば・・・

    

小学校の頃はよく行ってました。花園

   

私が小学校の頃といえば 今の小学生みたいにマセていなかったし、性教育もいまほど進んでいなかったと思います。聞いていなかっただけかも知れませんが・・・

高学年の時は体育館での学年集会とかの後に女子だけ残されて しかも体育館は完全密閉状態で話があっていたのに興味津々でこっそり聞こうとして見つかって なぜが顔が真っ赤になった先生からこっぴどく叱られたという記憶があります。

「生理」についての話だと知ったのはそのだいぶ先のことでした。

つーか当時は「生理」が何だとは知る由もなく

  

という事で、「性」については無知な当時に近所に住む友人宅に遊びに行っていた時に「あの外から見えないようにつくられた要塞?砦?みたいな建物はなんなんだ?」ということで、その真意を確かめる為に「潜入」を試みました。

「007」の気分・・・ なんか楽しい!

敷地内に入ると・・・ なぜか人の気配は全くなし。建物のひとつひとつに入口があり、その内のひとつになんとあっさり「侵入成功」しました。

中に入ると・・・ その全てが別世界 いや異世界

いやがおうにも記憶に残っているのは「真ん丸いベット」でした。パネルにボタンがたくさんついてて その中のひとつを押すと・・・

なんとベットが回りはじめた。

もう爆笑!その頃は「ルームランナー」や「ぶら下がり健康機」が流行っていたので そのまわるベットは「ルームランナー」と化してしまいました。しかし柔らかいからすごく走りづらい。(笑)

他にもだだっ広いお風呂に驚いて、照明を点けたり消したりして その全てをいじり尽くして「あ~ 楽しかった!さぁ 帰ろうか?」とドアを開けようとしたら・・・

  

開かない

   

やっぱりココは「要塞」だった。友人のひとりが異様に動揺し始めて「閉じ込められてしも~た!どがんすっ?」 どーするといっても・・・ ど~しようもない。

解決策を色々と考えた結果・・・ 部屋にある電話を使って 親に電話して助けに来てもらうことにしました。ですが、皆 親に叱られることを嫌がって電話をかけたがろうとしません。確かジャンケンで決めてと思いますが、負けたものが電話をかけました。

   

繋がらない

   

「窓から逃げよう!」としましたが、窓の外側には「格子」がついていて無理。風呂場も同じ・・・ もう生涯最大のピンチ!今となってはバカらしいですが、その時は本当に「恐怖」を感じました。

しばらくすると外から足音が・・・ 「誰が来た!たぶん足軽ばい。靴ばとって 中に隠りゅうさ!」とかバカが訳の分からないことを言いました。あわてて靴をとって トイレに潜むと・・・

   

外から鍵を開けるような音がして・・・ 開いた。

   

中に入ってきた人物が「あれ?誰もおらんね?」と・・・ おばちゃんみたいな声がしました。

友人が「おばっちゃんやったら逃げ切るっさ!逃ぎゅう!」ということで室内で靴を履いて 猛烈にダッシュして逃げました。

この中で私が一番足が速かったのですぐに出入り口を抜けましたが、問題はあとの2人。黙って逃げればいいものを一人が「うわぁ~~~!」なんて叫びながら逃げやがる。よっぽど怖かったんでしょう。もう一人が「しゃべったら誰か分かっやっか!黙っとけ!」といいながら小突いたら・・・ 裏の出入り口の前にある「ドブ川」に

   

見事に落ちやがった

   

汚いのも関係なく 二人で引きずり出して逃げ切って なんとか事なきを得ました。ホントもう大冒険!ドブに落ちた友人は散々でしたが、私はインディージョーンズの気分でむしろご満悦。でも 親には言えねー

   

この後はまた違う友人を誘ったりして 数回「侵入」しましたが、次からは閉じ込められないようにドアを石で歯止めしていました。ちなみに数回侵入しましたが、捕らえられたことは一度もありませんでした。

  

3回目位の侵入時に一番バカだった友人があの「小学生が触れてはならない」禁断のゴム製品に手を出してしまいます。

「見てん!この風船変わっとろ?」

(見て! この風船変わってるだろ?)

「開けたとや?膨らませてん!」

(開けたの?膨らませてみて!)

「ばってん なんじゃいヌルヌルしとっばい!」

(けど 何かヌルヌルしてる)

ふぅ~っ と息を吹きこむ・・・

「固さー この風船! いっちょん膨らまんえ~」

(固い!この風船 全く膨らまない)

というような会話がなされていたと思いますが、ここで書いていい事のギリギリのライン・・・

無知(バカ)とは恐ろしい・・・ 小学生如きの肺活量で膨らむ代物でもなかろうに

   

この1年ほど経った後に更にすごい・・・ いや恐ろしいところに侵入しますが、それはまた別の機会に・・・

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コメント

おお、ドキドキしながら読んじゃいましたよ。
最後はどうなるかと…。

>この1年ほど経った後に更にすごい・・・ いや恐ろしいところに侵入しますが、それはまた別の機会に・・・

こっちも楽しみ。てか長男君の挙動、まったくのお父さん譲りじゃね?

投稿: ひとぴん@エクステリア明日香 | 2006年11月13日 (月) 午後 04時31分

ひとぴんさん コメントはどうもです!

たいぶ古い話なんですが、当時受けたカルチャーショックが大きくてホントによく覚えています。閉じ込められたと思った時にはマジでビビりました。(笑)

たとえおばちゃんだとしても「追われる恐怖」というのは凄まじいものでした。

何度か繰り返して侵入したんですけどね!(笑)


>てか長男君の挙動、まったくのお父さん譲りじゃね?

どうやらそのようですね。(笑)

いつもヨメさんから言われます。

「あんたのせいでこーなったのよ!」と・・・

投稿: 島工房長 | 2006年11月14日 (火) 午後 06時35分

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