なんとなく嬉しい・・・
大したことないことで チョット思ったことなんですが・・・
車が汚れた状態で車検に出して、洗車されて車が戻ってくると「なんとなく嬉しい」です。
まぁ この「なんとなく嬉しい」っていう気持ちなんですが、ウチの仕事で考えると工事の内容も「新築工事に伴うエクステリア(外構)工事一式」とか「ガーデン(お庭)工事一式」というのもあれば、「カーポート工事」「テラス工事」「ウッドデッキ工事」「フェンス工事」などの単体商品の設置工事もよくあります。
「エクステリア工事一式」とかになると「門まわり」「アプローチ」「車庫まわり」「境界フェンス」など 工事の範囲が広いですので、完了後には全体的な清掃などを行うのですが、単体商品の設置工事とかになると「工事ヵ所またはその周辺のみ」の清掃になるのが普通だと思います。
でも その日の作業がチョット早めに終わった時などに車庫や境界ブロックなんかを洗浄機で洗ってあげたり、植えてある樹木の支柱部分の結束がゆるんでいるところをキレイにしてやったりすれば、お客さんは「なんとなく嬉しい」と思われるかなぁ~って感じます。
そこに「お金」は発生しませんが、お客さんから「うわぁ~ ホントもうありがとうございました!」なんて言ってもらえれば 当然ものすごく嬉しいし、みんながいい気持ちになって工事を終える事ができるかなぁ~なんて・・・
でも私一人がそれを思って実践するには限界があります。やはり職人さんにも周知徹底させる位で本当はやりたいのですが、いきなりは無理かもしれません。その日の作業が早く済めば早く帰りたいだろうし「なんでそこまでしなきゃ・・・」という意見もあると思います。
徐々に・・・ 徐々に理解してもらって 実践したい・・・。
この仕事は基本的に「喜ばれる」仕事です。
工事が完了すれば 担当である「私自身」が直接 お客さんからのお礼の言葉を言われる場合がほとんど・・・ 造園職人さんは「最後の作業」になる場合が多いので、その場にいることも少なくはないのですが、全工程の途中で作業が終わることの多い「左官職人さん」はお客さんの喜びをダイレクトに感じることなく 次の現場へ移ることがほとんどです。
出来る事なら 工事が完了してお客さんに「工事完了しました。ありがとうございました!」と伝える時にその現場に関わった全ての職人・作業員さんを集めてやりたいのがホンネ。
それ位 お客さんの「喜び・感動」がダイレクトに伝わるってことは心底 嬉しいことなんです。
「縁の下の力持ち」の皆さんにもそれをもっと感じてもらいたい・・・ 特にベテランの職人さんになればなるほど「人に喜ばれる仕事」をしていることを、もっと新鮮な気持ちで感じ取ってもらいたいし、そういった「誇れる仕事」をもっと次の世代へと引き継いでいってもらいたいと思います。若い人たちが「仕方なく」選ぶのではなく「選んで就く仕事」になるよう・・・
そしてそこから「自然な気持ち」で、「なんとなく嬉しい」と思われるようなサービスが自然と出てくるようならば・・・
そこに関わった全ての人が楽しい気持ちになるはずです。
おぉ~ なんか今日は「イイコト」言った? かも・・・(笑)
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